虫歯予防のために避けたいもの5選~自然派歯科で学んだこと~

身体

あなたは虫歯を予防するためにどんなことをしていますか?

もちろん食べた後に歯磨きをすることも大切!
しかし実は、歯磨き以外にも虫歯を予防する方法があるんです。

それはズバリ、食べ物を変えること。

食べ物を変えただけで口内環境が整って虫歯になりにくくなるんです!

そこで今回は自然派歯科で実際に学んだ『虫歯予防のために避けたいもの5選』についてご紹介します。

1.精製されたもの

精製とは、不純とされるものを取り除くこと。

例えばお米の場合、精製されたものは白米、未精製のものは玄米を指します。

精製されたものは本来栄養がたっぷり詰まっている部分を削ぎ落としてしまったものがほとんど。

したがって精製されたものはできるだけ避けるのがおすすめです。

お米であれば、白米よりも玄米や分づき米を選ぶようにしましょう。

❀我が家は↓こちらの精米機を使っています。決め手は「やわらか玄米コース」!
玄米に小さな傷をつけてくれるので、通常の玄米よりもお水に浸す時間や炊飯時間を短くできます。

 

 

これからアップする記事

✿精製品のメリット・デメリット

✿精製されたものを選ぶときの注意点

2.食品添加物

食品添加物とは、食品を製造する際に加工や保存を目的として使われるもののことを指します。

保存料・甘味料・着色料・香料などがあり、
大きく分けて食品や食品以外から抽出した成分のもの(既存添加物)と、
自然界に存在しないまたは自然界に存在する物質をまねて合成して作られた成分のもの(指定添加物)とがあります。

現代の食生活では、これらすべての食品添加物を避けることは難しいかもしれません。

しかし、食品添加物は体内で分解されないものが多く消化に負担をかけたり、味覚を狂わせたりするものもあるため、できるだけ避けるのがおすすめです。

そして特に気をつけたいのが、合成甘味料

ジュースや炭酸飲料、スナック菓子に多く含まれており、アスパルテーム・アセスルファムカリウム・スクラロース・サッカリンなどがあります。

ショ糖(砂糖)とは異なるため虫歯の直接的な原因とはなりませんが、砂糖の数百倍の甘さがあることから中毒性が高く、味覚が鈍くなる傾向が見られています。

したがって、日常的に合成甘味料を摂っているとより甘みのあるものを好むようになり、その結果、ショ糖(砂糖)の摂取が増え虫歯に繋がる場合も・・・。

合成甘味料をはじめとする食品添加物は、安全性が確認されて使用許可が出ているもの。しかし人間が摂り始めてからの歴史はまだ浅く、複合的に摂った場合にどうなるかなどの結果はまだ出ていません。そのため、できるだけ避けるのがおすすめです。

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✿食品添加物とは

✿指定添加物とは

✿既存添加物とは

3.加工食品

加工食品とは、食品に何らかの手を加え、品質保存・安定供給・有効利用を目的に作られたもののことを指します。

例えば、肉加工品(ハム・ベーコン・ウィンナーなど)水産練り製品(かまぼこ・ちくわ・さつま揚げなど)菓子パンインスタント食品など。

これらの食品は原材料として使用されている食材が粗悪な場合や、上記に紹介した食品添加物が多く使われているものもあります。

したがって、身体に負担をかける(消化しづらい・消化できない)ものの可能性が大。虫歯は腸内環境とも密接に繋がっているため、できるだけ身体に負担をかけないものを摂ることが大切です。

可能であるならば、どのような環境・過程で作られたものなのかを把握でき、余計なもの(食品添加物など)が含まれていないものを選びましょう。

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✿加工食品とは

✿加工食品のメリット・デメリット

✿加工食品を選ぶときの注意点

4.動物性食品

動物性食品とは動物に由来する食べ物のことで、肉・魚・卵、そして乳製品などを指します。

これらの食品を選ぶ際に大切なポイントとなるのが、育った環境

どんなエサを食べて育ったのか・どんな環境で育てられたのかなどによって、食べてもあまり問題がないもの・できるだけ食べたくないものに分かれます。

牛肉を選ぶ時にポイントとなるのが、
①牧草や干草などの粗飼料で育てられたもの(グラスフェッドビーフ)
②抗生物質を使用していないもの
③広い敷地で育てられたもの

は、
①天然のもの
②小さいもの

は、
①平飼いや放し飼いのもの
②自家配合飼料を与えられているもの
③抗生物質を使用していないもの

乳製品は、
①牧草や干草などの粗飼料で育てられた牛のもの
②牛乳は低温殺菌のもの

を選ぶのがおすすめです。

これからアップする記事

✿牛肉の選び方

✿豚肉の選び方

✿鶏肉の選び方

✿魚の選び方

✿卵の選び方

✿乳製品の選び方

5.砂糖

そして最後にご紹介するのが、砂糖です。

精製度合いや原材料など多種多様な砂糖がありますが、砂糖は砂糖。

砂糖を摂ると、歯の表面に付着している”プラーク”のなかに存在している砂糖を酸に分解する細菌が稼動し、口の中で酸が増えた状態になります。

この酸が歯の表面を覆っているエナメル質を溶かすため、虫歯になりやすい状態に。したがって、虫歯を予防するためには砂糖を避けることが大切なのです。

可能ならば幼児までは砂糖を摂らずに、甘味はデーツシロップや甘酒で代用するのがおすすめです。

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✿砂糖との上手な付き合い方

✿砂糖の選び方

✿砂糖なし料理を作るコツ

まずはできることから

今回は虫歯予防の観点から避けたいものについてご紹介しましたが、実はこれらすべて腸内環境をはじめとする身体の状態を整えるのにも大切なことなんです。

口も身体の一部。

虫歯を治したところで虫歯になりやすい身体の状態だったら、またすぐ虫歯になってしまい、歯医者通いを続けなければならない状況に陥ってしまいます。

したがって、大切なことは虫歯になりにくい身体を作る・保つこと。

まずはできることから、一緒に少しずつ始めてみませんか?

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