熱性けいれん体験談①~生後11か月~

身体のこと

今回は、私が初めて娘の熱性けいれんを体験した時のことをお伝えします。
今、我が子の熱性けいれんについて不安に思っている方、これから子育てする上で熱性けいれんという症状を知りたいと思っている方の参考になればと思っています。

突然の異変

次女が生後11か月の時、私たちは長崎県に住んでいました。その日は熊本へ1泊して帰ってきたところで、夜遅くなったため車で眠りについた娘を布団へと寝かせ、私も布団へ入って眠りにつきました。

そのわずか1時間ほど経った頃、娘の異変に気が付きました。身体を触るとものすごく熱く、高熱が出ていると分かったと同時に、突然身体が硬直。口を開き、だらんとした表情で、身体全体のけいれんが始まりました。

熱性けいれんという症状があることは知ってはいたものの、あまりにも突然のことでその時はこれが熱性けいれんだとは気づけませんでした。その状態が長く続いたので、夫が119番。私は我が子が本気で死んでしまうと思い、大きな声を出してしまいました。

119番した時ですでに10分はけいれん状態が継続。救急車が迎えに来てくれることになりました。

救急車が到着するまで

当時、少し特徴のある地域に住んでいたため、救急車が到着するのも遅く、自宅すぐ近くまで来ることも出来ませんでした。そのため、私は身体が硬直した娘を抱えて5分ほど歩いて救急車の到着場所へ向かいました。5月半ば、時刻は3時くらいだったと思います。

全身硬くなった娘はとても重く、私は腕がひどい筋肉痛になったことを覚えています。救急車が来るまでの間、当時年中の長女もいたので夫が娘の支度をし、私はただひたすら救急車の到着を願っていました。

病院に到着するまで

当時住んでいた自宅から救急対応している病院までは、なんと高速を使って20分以上。まだ転居して2か月だったこともあり、救急隊員の方から病院がある地名を言われてもどこか分からず、娘の状態はもちろん、どこに連れて行かれるのかとても不安だったことを覚えています。

救急車に乗っている間も若干のけいれんが続いており、病院に到着してもなお続いていました。そのけいれん時間はおよそ1時間近くもあったことから、即入院。5日間と言われ、私は次女とそのまま入院になりました。

入院の日々

まだ生後11か月だったことから、私が付き添い入院することになりました。とはいえ私専用のベッドがあるわけではなく、毎日次女のベッドで添い寝。付き添い入院の人には食事も出ないため、院内にあるコンビニか食堂で食事をとる必要がありますが、まだ赤ちゃんの娘を一人にできず病室から出ることができなかったため、何度も食事を諦めました。

近くに親戚はおらず、転居して2か月ということで親しい友人も誰一人いない状況。夫は毎日仕事があり、職場・自宅から病院までは高速を使って20分。そして長女を自宅から車で5分の幼稚園への送迎。洗濯物などの家事もあり、付き添い入院している私とはまた違った大変さがあったことと思います。

そして何より心が痛かったのが、入院している病棟は小児病棟のため、まだ年中4歳の長女は病棟・病室へ入れなかったこと。忙しい中でも夫は毎日来てくれていたのですが、そのたびに長女を病棟外の待合室に待たせることとなり、入院中は家族4人で顔を合わすことができませんでした。

原因は突発性発疹

そんな日々の中、入院中は一度もけいれんを起こすことなく、次女の熱はすっかりおさまり、身体には赤い発疹が。担当医から突発性発疹が今回の高熱の原因だったとの話がありました。

今回はけいれんが長時間にわたって起きたため、熱性けいれんの中でも複雑型に分類され、入院となりました。しかし、小児の熱性けいれんは良く起こる症状の一つであり、成長と共に消失していくものということで、あまり心配することはないと言われました。

無事、退院

熱も下がり、再びけいれんが起こることもなかったため、当初の予定通り5日間で退院できました。今回は初めてということもあり熱性けいれん持ちの子には処方されることが多い座薬・ダイアップも処方されませんでした。退院後は1週間後に一度受診するようにと言われ、予約を取って帰り、再度その日に入院中の担当医の診察を受け、すべての治療を終えました。

とはいえ、「また発熱したら我が子のあの姿を見ることになってしまうかも…。」という恐怖は拭い去り切れず、不安を抱えた状態での退院、日常生活への復帰となりました。

振り返ってみて…

きっと、熱性けいれんに関する正しい知識があったとしても、実際にその様子を目にしたことがある人とない人とでは、その後の対応や心の状態が大きく異なると感じました。そして身近に頼れる人がいるかどうか、親しんだ土地かどうか。知っている・知っていないだけでも、不安の大きさが変わるとも感じました。

とにかく原因や対応方法が不明な点が多い熱性けいれん。成長すればなくなる・心配する必要はないと言われても、次またいつ起こるのか・座薬を使うとしたらどのタイミングなのか。なかなか知り合いの中に我が子が熱性けいれんを経験した人がいなかったこともあり、情報共有できなかったのがとても不安でした。

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